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LINDO通信1: 「新村秀一の書斎」ブロッグ 再開の弁

 世の中でもてはやされているブロッグを,自分の出版本に関する情報(『JMP活用 統計学とっておき勉強法』に添付のJMPデモ版の試用期間が,本来無期限のものに期限が設定されており,急遽差し替えるための告知)の発信に使いましたが,その後提供する情報がなく失速していました.

 このほど,シカゴ大学のビジネススクールで開発され,現在 LINDO Systems Inc. (社長:Linus Schrageシカゴ大学ビジネススクール教授)で開発サポートされている数理計画法の代理店になりLINDO JAPANを立ち上げました.私の仕事は,販売方法,販売価格,サポート体制を決定し,実際の業務は(有)MICEと(株)構造計画研究所(OR班)さんが行います.詳細は,下記のリンクの『LINDO JAPAN からのお知らせ』(日本オペレーションズリサーチ誌11月号掲載)をご覧ください.

 今後,しばらくこのブロッグで,LINDO通信として情報発信いたします.

      ・ 「LINDO JAPAN からのお知らせ」/PDFファイル

 実は,私は昭和46年に社会人になり,統計や数理計画法を勉強したいので,SASを1977年に日本に紹介するとともに情報処理センターのサービスを開始し,その後システムインテグレーションを行ってきました.それを隠れ蓑にして,統計を勉強したわけであります.

1984年に数理計画法を勉強する方便として,LINDO社の総代理店をとったわけであります.数理計画法にまったくの素人が,シカゴ大学のL.Schrage教授の部屋で総代理店の申し出を行ったわけであります.それほど明確な事業計画の提示をしたわけではありませんが,快く快諾してもらい,シカゴ大学構内にあるフランク・ロイド設計の家の紹介や,シカゴ大学関係のノーベル賞学者の名前をプリントしたTシャツや,ボールペンなどのシカゴ大学グッヅをプレゼントしてもらったのが昨日のように思い出されます.そのお返しに,ブラックホークという店で,プライムリブステーキを招待しました.

現在副社長のKevinはビジネススクール卒業後,LINDO社に入ったばかりですが,トイレのことを「men’s room」というのに不思議に感心しました.

この9月7日に神戸大学で統計の連合大会に参加していましたが,日本における代理店を探す相談にのってほしい旨のメールをホテルで早朝受け取りました.

その後,獅子奮迅で私の知り合いを当たりました.

L.Schrage教授はビジネススクールの教授でありながら,実に商売が下手なのですね.使いやすさ,機能,世界におけるユーザー層の広さ,など他の競合商品より良い点が多いのに,価格設定が安すぎるので,日本の代理店にとってそれほど大きな売り上げや利益が取れないわけです.

競合製品並みに,一桁高い価格をつければよいのにといつも思っていました.

いろいろな方と話している中で,私が事業の枠組みを作り,かつての部下のMICE(市川社長)が販売サポート業務の受託,㈱構造計画研究所(OR班)がシステム開発・コンサルテーションを受託する体制で行うのがベストとの結論になりました.

日本の海外ソフトの価格は,一般的に2割から5割程度高めに設定されています.これは,一部のユーザーが手間隙がかかるなどのコスト増や,マニュアルの翻訳代が上乗せされているからであります.今回の目玉は,米国価格にトラベラーズチェックの購入レートを掛けたWeb価格で購入できるというものです.恐らく日本で始めての試みでしょう.

今後,費用節約のため,このブロッグで,情報提供いたします.

全国の大学生,教員,企業の研究者や企画スタッフの方,使いやすい数理計画法ソフトで,これからの人生を切り開いていきましょう.

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